入口弁とスピードセンサーの試験報告

電気の基礎

みなさん、お疲れ様です。
新潟からモズパパです。
今日も水力発電所の無水試験を実施しました。
まずは入口弁とバイパス弁の動作試験です。
入口弁は油圧で動く仕組みで開く際は電磁弁動作からの油圧により動きます。
油圧は100bar(10MPa)にて動きます。
閉まる際は重り(ウエイト)の力で閉まります。
油圧回路に絞りが付いており、油量調整により開閉スピードが変わります。
閉鎖スピードは速くしすぎると鉄管にウォーターハンマー(水撃作用)が働き水圧上昇するので
速度調整は大変重要です。
SVのローマンさんにより調整後、開閉時間測定や開閉リミットスイッチ(近接センサ)の動作確認
を行います。
同じくバイパス弁についても試験しました。バイパス弁は24Vの電動バルブです。
開閉時間測定に合わせて電圧電流測定を行います。
バイパス弁は製品仕様で決まっているので調整はありません。
続いてスピードセンサー関係の確認試験です。
スピードセンサーはSSG(スピードシグナルセンサー)と呼ばれるもので発電機上部軸に歯車が設置してありピックアップセンサー
にて回転信号を検出します。センサーから出力される波形は矩形波です。
矩形波の周波数を制御ケーブルで制御盤に伝送し回転速度を検出します。
回転速度の信号はHMI(タッチパネル)表示と保護リレー(過速度)に使用します。
今回の発電機定格回転は428.6rpmでなかなか珍しい定格回転です。
センサ側よりファンクションシンセサイザ(周波数発生器)にて回転を模擬入力し、表示およびリレー動作を確認します。
盤内では変換器があり周波数⇒4-20mAに変換しPLCへ入力します。
入力する周波数は下記のとおり計算します。
定格回転=428.6rpm/min⇒1秒間の回転数に変換 7.143rpm/sec
歯車の数=16個、つまり一回転すると16パルス(16Hz)を発生します。
1秒間に7.143回転するので、7.143×16=114.24Hz
周波数発生器で114.24Hzを入力すると制御盤にて定格回転428.6rpm表示すればOKです。
スピードリレーに関しては今回過速度警報1段と過速度2段があり
1段は設定回転後60秒後に警報
2段は設定回転後1秒後にトリップでした。
リレーおよび盤表示の校正確認は良好でした。
今日は怖いぐらいに順調に試験が終わりました。
このまま何事もなく終わればいいですが💦
明日からも引き続き試験はつづきます。
みなさん、それではまた!
ご安全に!

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